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車修理代20万超えは直す?買い替え判断基準|依頼前の確認点

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高額な修理見積もりを前に車を修理するか買い替えるか悩んでいる様子
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こんにちは、くるまのコンパスのkoisanです。

車の修理見積もりで20万円、30万円と提示されると、「ここまで払って直すなら、買い替えたほうがいいのでは?」と迷いますよね。

さらに事故修理で50万円、70万円となれば、簡単に決められる金額ではありません。

私は元自動車整備士で、その後は自動車部品のセールスやカスタマー対応に20年ほど携わってきました。

その経験から言うと、修理代だけを見て直すか買い替えるかを決めるのはおすすめしません。

同じ20万円でも、3年落ちでまだ長く乗れる車と、12年落ちで別の修理も控えている車では意味がまったく違うからです。

修理代と現在の車の価値、年式、走行距離、次の車検、今後かかりそうな費用まで並べて考える。

これが高額修理で後悔しにくい判断方法です。

  • 修理代20万円から70万円で判断が変わる理由
  • 修理と買い替えを比べるときの判断基準
  • 事故修理で保険を使う前に確認すること
  • 買い替えるお金がない場合に考えられる方法
目次

車修理20万・30万・50万・70万で買い替えや乗り換えを考える基準

車修理が20万円を超えたから買い替え、50万円なら必ず乗り換え、と金額だけで線を引くことはできません。

まず確認したいのは、その修理をしたあと、今の車にあと何年乗れる可能性があるのかです。

修理したあとも長く乗れる状態なら、高額に見える修理でも結果的に買い替えるより負担を抑えられることがあります。

一方、今回直しても別の高額修理が続きそうなら、乗り換えへお金を回したほうがいい場合もあります。

修理代20万円だけで決めない

整備工場で修理内容と費用が記載された見積書を確認している様子
整備工場で修理内容と費用が記載された見積書を確認している様子

20万円という金額を見ると高く感じます。ただ、車そのものを買い替える費用と比べると話は変わってきます。

例えば、まだ年式が新しく、走行距離も少なく、今回の故障部分以外に大きな問題がないなら、20万円をかけて修理して数年間乗る選択は十分考えられます。

反対に、年式が古く走行距離も増え、タイヤ、バッテリー、ブレーキ、足回りなどの交換まで近づいているなら、今回の20万円だけを見てはいけません。

20万円の修理で確認したいこと

修理代は、今回の20万円だけで判断しないのがポイントです。

  • 今回の修理:20万円
  • 次の車検:15万円
  • その後の故障:10万円

この場合、今後1〜2年で合計45万円かかる可能性があります。

今後必要になりそうな整備費用まで含めて、修理するか買い替えるか判断しましょう。

私なら修理見積もりをもらった時点で、「ここを直したら、ほかに近いうち交換が必要になりそうな場所はありますか?」と聞きます。

その答えが判断材料になりますよ。

修理代30万円は車の状態も見る

整備工場で整備士が車のエンジンルームを点検している様子
整備工場で整備士が車のエンジンルームを点検している様子

修理代が30万円ほどになると、「そこまで払う価値があるのか」と考える人がさらに増えると思います。

ただ、30万円でもエアコンや電子部品、大きな部品の一式交換などでは十分あり得る金額です。

部品単体では供給されず、関連部品をまとめた一式交換になることで費用が上がるケースもあります。

そのため、見積書を見て何に30万円かかっているのかを確認してください。

純正新品の一式交換なのか、工賃が大きいのか、中古部品やリビルト品など別の方法があるのか。

ここが分からないまま買い替えを決めるのは少し早いです。

修理方法を比較したい場合は、車修理をどこに依頼するかの選び方も参考にしてください。

◆koisanのワンポイントアドバイス

30万円の見積もりが出ても、私はすぐに「買い替えですね」とは考えません。

まずは見積書の中身を確認します。

  • 新品交換しか選べないのか
  • 別の修理方法はないのか
  • 費用を抑えられる方法はないのか

そのうえで、「あと何年この車に乗りたいのか」を考えます。

修理方法を確認する → あと何年乗るかを考える
この順番で考えると、修理するか買い替えるかを決めやすいですよ。

修理代50万円なら時価も比べる

修理代が50万円になってくると、今の車がいくらくらいの価値なのかも確認したいところです。

例えば、今売却して100万円前後になる車へ50万円かけて直す場合と、ほとんど値段が付かない車へ50万円かける場合では、同じ修理費でも判断は変わります。

とはいえ、車の価値より修理代が高ければ必ず買い替え、ということでもありません。

今の車を20万円でしか売れないとしても、50万円で修理してあと4年乗れるのであれば、150万円や200万円を出して別の車を購入するより支出を抑えられる可能性があります。

つまり見るべきなのは、売却価格だけではありません。

確認項目 修理を考えやすい 買い替えを考えやすい
年式 比較的新しい 年数がかなり経っている
走行距離 まだ少ない かなり増えている
今回以外の状態 大きな不具合が少ない 別の修理も控えている
車検 通したばかり 近いうちに車検がある
今後乗りたい期間 数年以上乗りたい 近いうちに乗り換えたい

こうして並べると、「50万円だから高い」ではなく、自分の車に50万円をかける意味があるのかを考えやすくなります。

修理代70万円なら乗り換えも比較

70万円ほどの修理になると、事故による大きな板金修理や複数部品の交換など、修理範囲がかなり広くなっている可能性があります。

事故でフロント部分を大きく損傷し高額修理や買い替えの判断が必要になった車両
事故でフロント部分を大きく損傷し、修理ではなく廃車となった車

ここまで金額が上がったら、私は修理見積もりだけを見るのではなく、同程度の車へ乗り換える場合にいくら必要なのかも同時に調べます。

例えば70万円で修理する車が、今後も長く乗れそうで気に入っているなら修理する意味はあります。

しかし、修理後すぐ車検があり、タイヤや消耗品も交換時期で、さらに数年以内に乗り換える予定ならどうでしょう。

その70万円を次の車へ回したほうが納得できる可能性があります。

修理代が高くても、金額だけで買い替えを決めない

20万円、30万円、50万円、70万円という修理代だけでは判断できません。

  • 車種・年式
  • 走行距離
  • 故障している箇所
  • 修理後にあと何年乗るのか

「いくらかかるか」だけでなく、「修理後にどれだけ乗れるか」まで考えて判断することがポイントです。

事故修理では保険内容を確認する

事故で損傷した車のフロント部分を分解し修理範囲を確認している様子
事故で損傷したフロント部分を分解して修理している様子

事故による高額修理では、自分で支払う修理費と保険から支払われる金額を分けて考えてください。

車両保険へ加入している場合でも、事故内容や契約している補償、免責金額などによって自己負担は変わります。

また、年式が古い車では、修理費が車の時価を上回ることもあります。

事故ではこのように、物理的には直せても経済的には修理費が車両価値を大きく上回るケースがあります。

そのため事故で50万円、70万円などの見積もりが出たら、まず修理総額、保険から支払われる予定額、自分で負担する金額を分けて確認しましょう。

保険を使うことで翌年以降の保険料へ影響する場合もあるので、単純に「保険が使えるから直す」と考えないほうがいいですよ。

車修理20万超から70万まで買い替え・乗り換え前に確認すること

高額修理で迷ったときは、修理するか買い替えるかを頭の中だけで考えないほうがいいです。

今回の修理費、今後必要になりそうな整備費、現在の車の価値、乗り換え費用を一度並べてみてください。

そうすると「なんとなく70万円は高い」という感覚ではなく、自分にとってどちらが現実的なのかが見えてきます。

次の車検までの費用も入れる

整備士がブレーキなど車の状態を点検している様子
整備士がブレーキなど車の状態を点検している様子

忘れやすいのが次の車検です。

例えば今回30万円で修理しても、半年後に車検を控えていて、タイヤやブレーキなどの交換も必要なら、短期間でさらにお金が必要になります。

逆に車検を通した直後で、タイヤやバッテリーなども交換したばかりなら、修理して乗り続ける理由は増えます。

車検費用には法定費用だけでなく、その車の状態に応じた整備費用が加わります。

なので、次の車検で何が必要になりそうなのかを整備工場へ聞いておくと判断しやすいですよ。

高額見積もりは修理方法を比べる

ヘッドライトやオルタネーター、ブレーキパッドなどの社外自動車部品
ヘッドライトやオルタネーター、ブレーキパッドなどの社外自動車部品

ディーラーで50万円の見積もりが出たからといって、どこへ持って行ってもまったく同じ修理方法になるとは限りません。

ディーラーでは純正新品を基本として修理するケースが多い一方、街の整備工場では修理内容によって中古部品やリビルト品などを相談できることがあります。

もちろん、安全に関係する部品まで安さだけで決めるのはおすすめしません。

重要なのは、なぜその部品交換が必要なのか、別の方法はないのかを確認することです。

ディーラーの見積もりが高くなる理由については、ディーラーの車修理が高い理由と安くする対処法でも詳しく解説しています。

◆koisanのワンポイントアドバイス

高額修理で相見積もりを取る目的は、一番安い店を探すことだけではありません。

同じ部分を見てもらい、次の違いを比べることが大切です。

  • 交換する部品
  • 修理する範囲
  • 修理方法

たとえば、2社とも同じ部分を「交換が必要」と判断しているなら、その修理が本当に必要なのか納得しやすくなります。

金額だけでなく、「なぜその修理が必要なのか」まで比べるのが相見積もりのポイントですよ。

今の車の価値も確認しておく

修理するか買い替えるか判断するため売却前の車両状態を確認している車
買い替えを考える際は、現在の車にどの程度の価値が残っているかも判断材料になる

修理と買い替えで迷ったら、今の車がどのくらいで売れるのかを知っておくと比較しやすくなります。

ここで大切なのは、「買ったとき300万円だったから、まだ価値があるはず」と考えないことです。

購入価格と現在の査定額は別物です。

一方で、査定額が低いから修理する価値がないとも限りません。

売れば20万円でも、30万円で修理してあと数年間通勤や家族の移動に使えるなら、その車には査定額とは別の利用価値があります。

車買取相場データベース

比べるのは修理代と査定額だけではない

修理か乗り換えかを判断するときは、金額だけでなくこの先の負担まで比べることがポイントです。

  • 修理する場合:修理後にあと何年乗れそうか
  • 乗り換える場合:次の車を購入するために実際いくら必要か

査定額だけで判断すると、乗り換え後に必要になる支出を見落としやすくなります。

買い替えるお金がない場合もある

新車購入・中古車購入・カーリースの費用を比較している様子
新車購入・中古車購入・カーリースの費用を比較している様子

ここは現実的に考えたいところです。

事故で50万円の修理見積もりが出ても、「それなら買い替えればいい」と簡単にはいかない家庭もあると思います。

修理代を出すのも厳しい。でも仕事や子どもの送迎で車は必要。さらに次の車を現金で買う余裕もない。

そういう状況は十分あり得ます。

この場合は、修理費を抑えられる方法を探す、中古車へ乗り換える、ローンを利用するなど複数の方法を比べることになります。

また、毎月一定額を支払って車を利用するカーリースも選択肢のひとつです。

ただし、カーリースは単純な月払いのレンタルではありません。

契約によっては中途解約が難しく、走行距離、契約満了時の車両返却、残価精算、原状回復などの条件があります。

月額が払えそうだからという理由だけで契約するのではなく、契約期間全体で支払う金額と条件を見ることが大切です。

月々定額のカーリース【オリコで乗ーる(おりこでのーる)】

乗り換え方法は一つではありません

高額な修理が必要になっても、次の選択肢は新車への買い替えだけではありません。

  • 新車を購入する
  • 中古車へ乗り換える
  • ローンを利用する
  • カーリースを利用する

大切なのは、次の2つを比べることです。

  • 今の車:修理して乗り続けるために必要な費用
  • 次の車:乗り換えて車を持つために必要な総額

高額修理が発生したときこそ、修理費だけでなく乗り換え後の負担まで含めて判断しましょう。

車の高額修理に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 車の修理代が20万円なら買い替えたほうがいいですか?

A. 20万円という金額だけでは決められません。年式が新しく、走行距離も少なく、ほかに大きな不具合がないなら修理して乗る選択も十分あります。一方、年式が古く、次の車検や別の高額整備も近いなら買い替えも比較してみてください。

Q2. 車の修理代が50万円なら直さないほうがいいですか?

A. 50万円でも、修理後に長く乗れて買い替え費用より負担を抑えられるなら修理する意味があります。現在の査定額だけでなく、修理後に乗れる期間や乗り換えに必要な金額まで比べて考えると判断しやすいです。

Q3. 事故の修理代が車の価値を超えたらどうなりますか?

A. 事故では、修理自体は可能でも修理費が車の時価を上回ることがあります。保険から支払われる金額は事故状況や契約内容によって変わるため、修理総額だけでなく保険から支払われる予定額と自己負担額を分けて確認してください。

Q4. 修理と買い替えで一番重要な判断基準は何ですか?

A. 私なら「今回直したあと何年乗れそうか」を最初に考えます。そのうえで今回の修理費、今後の整備費、車検、現在の車の価値、乗り換え費用を比べます。ひとつの数字ではなく、これから必要になるお金をまとめて見ることが大切です。

Q5. 買い替えたいけれどまとまったお金がない場合はどうしますか?

A. 中古車、ローン、カーリースなども候補になります。ただし毎月の支払額だけで決めず、契約期間全体の支払額や途中でやめる場合の条件まで確認してください。今の車を安く修理して乗る方法と合わせて比較するのがいいでしょう。

車修理20万から70万は買い替え・乗り換えを総額で判断

車の修理代が20万円を超えると、「もう買い替えたほうがいいのかな」と考えるのは自然なことです。

30万円、50万円、70万円と金額が上がれば、なおさら迷うと思います。

ただ、修理代だけで買い替えを決めないでください。

  • 現在の年式と走行距離
  • 今回の修理内容と金額
  • 今後発生しそうな修理や整備
  • 次の車検までの期間と費用
  • 事故なら保険適用後の自己負担
  • 現在の車の査定額
  • 修理後にあと何年乗りたいか
  • 乗り換える場合に必要な総額

このあたりを並べれば、かなり判断しやすくなります。

私なら、まだ状態がよく長く乗れるなら20万円、30万円という理由だけで手放しません。

一方、年式や走行距離が進み、今回50万円をかけても次の車検や別の修理が続きそうなら、70万円になる前に乗り換える選択も考えます。

大切なのは「今回いくら払うか」ではなく、「これからその車にいくらかかり、何年使えるのか」です。

そこまで考えて決めれば、修理しても買い替えても、自分で納得できる選択になりやすいですよ。

高額な修理見積もりを前に車を修理するか買い替えるか悩んでいる様子

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